《MUMEI》 始まりのダ・カーポ「さて新入部員、まずは服を脱いでもらおうか」「は、はい」 あれ? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「えっええー!」 まさかこれはあれか? エロゲーとかでよくある (いい体してるわねえ、私達がいろいろ教えてア・ゲ・ル あぁ、いやん、エッチなんらぁ ・・・eta) おお、まじで・・・・! いやいやいやいやだめだ!!そういうのは本当に好きな人とじゃないと! 「す、すいません、先輩おれそういうのはちょっと・・」 「あァ!?文句あんのか、早く脱げ、コラ」 先輩は恐ろしい眼力で俺を睨みつけた 「すいませんでした・・・ 今脱ぎます」 あぁ、我が純潔は花と散るらむ・・・ お父さん、お母さんごめんなさい 俺は狼におびえる羊のような気持ちで服を脱ぎ始めた 俺の手がズボンにかかった時、 周りの女の子から悲鳴が上がった 「えっ?」 「バッカ!お前なにズボンまで脱ごうとしてんだよ!」 先輩が叫んだ 「えっ?」 「このエロ!」 ズボッ!! 「ぐふぅ!?」 先輩の右ストレートが俺の腹に突き刺さった あまりの痛みに俺は床を転げ回った 腹の痛みと戦っている俺に向かって周囲の人間が囁く 「変態」 「汚らしい」 「まるで獣ね」 「ていうかいまので死ねばいいのに」 なんで俺がこんな目に遭うんだ・・・ 俺は涙目になりながら顔を上げた すると○○と眼があった○○はまるでゴキブリでも見たかのように顔をしかめ、 ごそごそと鞄を漁ると痴漢撃退スプレーを取り出した 俺の目から大粒の涙が溢れた |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |