《MUMEI》

「じゃ……僕らはこれで…。」


出来杉はドラミに軽く手を振ると、スネオを従えるようにして立ち去った。



「――…。」


スネオは出来杉の後を追いながら、何故かドラミの様子を窺うように1〜2度後ろを振り返っていた。



ドラミは、小さくなってゆく二人の後ろ姿を眺めながら、思案に耽った。



――…あの二人のうち一人がキラの可能性がある…?



ドラミは二人に気付かれないよう、四次元ポケットの中を探り始めた…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫