《MUMEI》 「じゃ……僕らはこれで…。」 出来杉はドラミに軽く手を振ると、スネオを従えるようにして立ち去った。 「――…。」 スネオは出来杉の後を追いながら、何故かドラミの様子を窺うように1〜2度後ろを振り返っていた。 ドラミは、小さくなってゆく二人の後ろ姿を眺めながら、思案に耽った。 ――…あの二人のうち一人がキラの可能性がある…? ドラミは二人に気付かれないよう、四次元ポケットの中を探り始めた…。 前へ |次へ |
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