《MUMEI》 塁羅は濡れたチョコの頭を撫でながら言った。 「そうなんだ、でもね魔法って良いことばかりじゃないんだよ。」 「ワウ?」 「良いことばかり出来るように見えるけど、実際は役に立たない時もあるんだ。」 塁羅は一瞬悲しげな顔をした。 思い出したくない… 僕の心の隅に 鍵をかけて忘れるんだ… とその時、チョコの耳も動き塁羅の耳も動いた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |