《MUMEI》

遠くの方から、馬車が走るような音が聞こえてきた。


「チョコ、街が近いよ!」


「ワン!」


チョコは嬉しそうな声を出し、すごいスピードで走り出した。


泥がぬかるみ、走りにくい中でチョコはすごい勢いで走っていった。


塁羅は落ちそうになりながらも、必死にチョコにしがみついた。


暗闇がどんどん薄暗くなり、やがて光が見えてきた。

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