《MUMEI》
遊ぼ!
「凜〜、遊ぼ。」


「お、何をする?ゲームか?」


二人で 対戦ゲームに 興じる。


六歳児と 対等に 遊ぶ俺って(笑)


そんな 俺達に 煌が ジュースを 入れてくれた。


「あ〜、オレが 持ってく。」
カイルが お盆に 乗せて 俺に 近付く。


バシャッ!!
見事に 俺に命中(笑)
ウルウルの目で 謝る カイル。


「いいよ、ワザとじゃないし…」


…ワザとなんだな。
煌は 心の中で 舌を出した。


「あ、凜くん、ベタベタになるから お風呂 使って下さい。服 洗って 乾かしますから。」


「や、俺 帰りますよ、隣だし。」


「あ、ちょっと 煌さん。」
煌は 強引に バスルームへ 俺を 送り込んだ。


気づけば 何故か カイルも 脱衣場にいる。


「オレ、凜と 風呂に 入るぞ。」


俺、情けね〜。綺麗顔ペアの 思いのままかよ。

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