《MUMEI》

知らねぇし…


って…そんな風に言われると、なんだか私の存在が軽んじられてる気がして…

傷つく(;_;)



そんな私の気持ちを察したのか、単なる言い訳か、


「この間、うっかり名前を聞くの忘れててさぁ…」


聡志は気まずそうに言う。


聞くのを忘れた?


フンッ(*'へ'*)。

エリカの身代わりだった私の名前なんて、本当は興味なかったくせにo(*>д<)o



そんな言葉が喉まで出かかったのを飲み込んで、


「私は妹のユリカ。ちゃんと名前で呼んでよね!」


と…一応、自己紹介をしておくことにした。



この間は私も消化試合な感覚だったしね…(;^_^A

お互い様だわ…

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