《MUMEI》

俺は中学からサッカーを始めた。
家が超貧乏で推薦がないと高校にいけないからだ。

スポーツで一番サッカーが得意だったがレギュラーにはなれなかった。

レギュラーになって活躍したくて、
試合に出て活躍したくて、
死ぬ気で練習した。
朝イチで学校に来て、
昼も夜も練習した。

三年の最後の大会でレギュラーになった。

そしてなんと県大会ベスト4までいった。

しかし、その決勝戦行きをかけた試合オウンゴールをしてしまった。

一晩中泣いた。

推薦がないと思ったことも悲しかったが、自分のミスで負けたことも悲しかった。

けどその前の試合を見てたらしい人がいて推薦してくれた。

それが釜島高校のサッカー部監督の永島さんだ。

釜島高校って初めて聞いた名前だったが舞い上がった俺は二言で即答をしてしまった。


ざざっ


そして釜島高校についた。
きれいな校舎で胸が高鳴った。

てか遅刻だ〜〜

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