《MUMEI》 「そうなの、お世話になったのね。」 「ワン!」 「じゃあお礼を言わないとね。」 「ワン!」 チョコはご主人様に背を向け、お座りの姿勢をきっちりし、深々と頭を下げた。 すると四角い屋根のついた車が止まり、中からシンプルな黄緑色のワンピースを着た女の人が出てきた。 「お嬢様、お見つかりになられたのですね。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |