《MUMEI》

「良かったね、チョコ。」


建物の間は1メートルぐらい開いており、元の大きさに戻った塁羅がいた。


それにしても
危なかった。
チョコの背中で
元の大きさに戻ったら
チョコが
潰れる所だった。


たぶん
チョコは
ここから見ていること
気づいて
いたんだろうな。


塁羅は道路ではない方へ体を向けた。


「さて、帰ろうかな。」

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