《MUMEI》

「やんのかこら!」


「そっちこそ!」


車の周りには傘をさした野次馬たちが集まり出していた。




しかし塁羅はその光景を見て、固まっていた。


塁羅の耳には外の音は聞こえず、目は恐怖に怯えていた。


塁羅の頭の中で、過去の一部の光景が一瞬現れては次の光景に変わっていった。


道路に転がるボール

車と車がぶつかり
酷いことになっている

その間から
夥しい血が流れている

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