《MUMEI》

今気づいたが、枕は氷枕に変わっていた。


まだ変えて新しいのか、頭を少し動かすと、中の氷が動いた。


それより
なんで僕寝てるんだろ


塁羅は見慣れている天井から視線をずらし、勳羅を見た。


勳羅はタオルを絞り終わっているところだった。


「ん?どうした塁羅?」


勳羅は冷たいタオルと、塁羅の額に乗せ頭を撫でた。

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