《MUMEI》 塁羅は、自分の手を勳羅の手の上に重ねた。 「勳羅の手、冷たくて気持ちいい。」 塁羅は目を瞑り、冷たさに癒されていた。 「塁羅、綺嘉君、紫吾君に会って結構経ったけどどう?」 塁羅は目を開け、勳羅を見た。 「どうって?」 「あの2人に甘えたり、わがまま言ったりすること出来る?」 「そんなこと、僕が僕に許さない。」 前へ |次へ |
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