《MUMEI》

「えっ、俺知らなかったぜ。ユージは?」


『俺だって知らないよ。』


「ラミカさん、テンアちゃんにって予備の服くれたんだ、やっぱり女の子だからね。」


アキラにテンアに近づき、洋服を渡した。


「勝手にバック使っちゃってごめんね。」


「別にいい…、それより私はみんなに許して貰えたんだよな。」


「うん、そうだよ。」


アキラは笑顔で言った。

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