《MUMEI》 東明ボール。 もはや声もなく、パスを回す。 (何だ?このやる気のないパスは?) イラつきを隠せない城島。 城島にボールが渡った。 そして1対1を仕掛ける。 「沖抜かせんな!!」 クロが叫ぶ。 腰を下ろす沖。 (どっちだ?) 右か? 左か? ステップの足から、方向を読む。 (左だ!!) 沖の読み通り、 左に来る城島。 読まれている。 しかし、強引に抜きに来る。 「いてっ!!」 勢いよくぶつかった沖と城島。 「ピー!!」 審判の笛が鳴る。 「チャージだ!!」 城島のオフェンスファール。 走り出す赤高選手たち。 ランパスの展開。 空いたスペースを見つけ、走る。 そしてそこへパス。 「ナイッシュー!!」 さらに点が加わる。 6対0。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |