《MUMEI》

自分の部屋に戻る時、先輩はちゃんと俺の腕を引いて横につきそってきてくれた。

「心配かけて、ごめんなさい///」

俺のお風呂セットを持っててくれたりして、そんな優しい先輩に少し頭を寄りかからせたりした。

「うぅん、こんな事になったのも僕のせいだし…こっちこそ…ゴメンね」

そう言って先輩が俺の頭を、まるで小さな子供を撫でるみたいに撫でてきてくれた。

その手は大きくて…優しくて…まるでパパの手みたいだった。





パタン…。


先輩と別れ、部屋の扉を閉めると、広い部屋が月明かりに照らされている。

見渡してもはるちゃんが居ないと思った瞬間…ひとりぼっちだと思うと…どうしようもなく寂しい気持ちになってしまった。


「はぁ…はぁっ…ん///」

ベッドの上で下着を脱いで下半身を露わにして、はるちゃんに教えてもらったようにおちんちんを手で触りながら先端を指でクニュクニュする。

「あぅっ…ふぅん///」

いつもはるちゃんにそれを見られながらイクんだけど、もっと…もっと気持ち良くなりたくて、さっき先輩がしてた事を思い出した。

「んんっ…くぁ///」

うつ伏せになってお尻を高く上げると、そのお尻の窪みにゆっくり指を挿れていこうとした。

だけど、さっきのお湯の中でしたみたいにすんなりとは入っていかなかった。

(お湯とかで温めないと…入っていかないのかな…)

十分ソコは温かいと思うんだけど、プニプニ触ってみてもさっきみたいに気持ち良くならなかった。

「んっ…痛いっ///」

何度か指を動かしてやっと指が入っていったけど、お尻がすごく痛くて気持ち良いどころじゃなかった。

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