《MUMEI》

「重太郎〜こっち。」南が 手を振る。


「おう、待った?ごめんな〜遅くなって。」

「ううん、大丈夫だよ。」
俺を見て ニコッと笑う。


…うはっ 可愛ぇぇ〜。初カノって いいな〜。


「…太郎…重太郎ったら!聞いてる?」


「お、はいはい、何?南〜。」


「25日は どうだった?やっぱダメだよね〜。重太郎んとこ 大忙しだよね。」


「あのな〜霞ねぇが 代わって くれるって。」


「本当に?じゃあ 休めるの〜嬉しい。」


「おう!半日だけどな〜。どうする?どっか行くか?」


「う〜ん、何処に行っても 人多いしな?」


「とりあえず 待ち合わせて ブラブラすっか?」


「うん、そだね(笑)」

二人で 頷いた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫