《MUMEI》 「重太郎〜こっち。」南が 手を振る。 「おう、待った?ごめんな〜遅くなって。」 「ううん、大丈夫だよ。」 俺を見て ニコッと笑う。 …うはっ 可愛ぇぇ〜。初カノって いいな〜。 「…太郎…重太郎ったら!聞いてる?」 「お、はいはい、何?南〜。」 「25日は どうだった?やっぱダメだよね〜。重太郎んとこ 大忙しだよね。」 「あのな〜霞ねぇが 代わって くれるって。」 「本当に?じゃあ 休めるの〜嬉しい。」 「おう!半日だけどな〜。どうする?どっか行くか?」 「う〜ん、何処に行っても 人多いしな?」 「とりあえず 待ち合わせて ブラブラすっか?」 「うん、そだね(笑)」 二人で 頷いた。 前へ |次へ |
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