《MUMEI》

スネオは、そのクーラーボックスの前に立つと、恐る恐る蓋を開けた…。


――…すると…



*「うわぁ!もうこんなに減ってるよぉ!」


…直ぐにスネオの狼狽の声が聞こえた。



スパイ衛星は、クーラーボックスの中を撮影する。



――…そこには……


ボックスの半分くらいの高さまで、ビッシリと林檎が詰め込まれていた。



今しがたスネオが『減ってる』と嘆いていたので、過去にはもっと大量に入れられていたことが窺える――…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫