《MUMEI》 「シュート中の相手に触んなって言ったじゃん!!」 「…すいません。」 7メートルの間、日高を呼び寄せる。 「ピー!!」 シューターは城島。 キーパーの村木は、 以前恭介に言われた通り、 ゴール中心から体をずらし、コースを誘う。 しかし… 「ナイッシュー!!」 決められた… 城島は、村木がコースを誘っていたことに気付いた訳ではない。 何も考えず、自分の得意なコースにシュートを打っただけだった。 7対1。 やっと取った1点。 たった1点。 しかし、東明高校がやる気を取り戻すには、十分であった。 「こっからだ!!」 前へ |次へ |
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