《MUMEI》 しずかはスネオから林檎の代金……1万円札を受け取っていた。 *「こんなに無くなるのが早いと、いくら僕のお小遣いでも、そのうち足りなくなるかもしれない…。 …そうなったら僕は!……僕はもうおしまいだ! …うわあああぁん!」 *「スネオさん……元気だして…。 …大丈夫よ…。私がついてるわ。」 しずかは泣きじゃくるスネオを抱きしめる――…。 *「ううっ…うっ…エグッ…エグッ……。」 スネオは嗚咽が落ち着くまで、しずかの膨らみかけた胸に顔を埋めていた…。 前へ |次へ |
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