《MUMEI》

「それは無理だが、代わりに極上の風俗をご馳走しよう。」
仁田は相変わらず冷静。
だが内容は卑猥だった。
「報酬は?」
「500!」
澤田の質問に、即答する仁田。
その条件で承諾したらしく、2人は拳をぶつけた。
「とりあえず今日は飲むか!」
そう言って、澤田がウイスキーを出す。
「葵は飲むか?」
仁田が笑って言う。
「少し飲む。」
この家に来て、初めて葵が笑った。

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