《MUMEI》 ラルンは、食卓を運ぶ荷台にホットケーキ、ポット、ティーカップをのせて進んできた。 紫吾と綺嘉はその後ろに続いてやってきた。 塁羅は起き上がり、3人も見た。 「塁羅、体の調子は大丈夫か?こういう時の血っていつもと違う味になるんだよな。」 綺嘉は喋りながら、塁羅の首筋に近づいていった。 『病人の血なんか吸うな、タブレットでも飲んでろ。』 紫吾は綺嘉の頭に銃を当てながら言った。 前へ |次へ |
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