《MUMEI》

「何言ってんだよ、そんなこと気にすんなよ。」


『まぁ元はここ塁羅の部屋だけどな。』


「そういえばそうだった。それより塁羅、お腹空いてないか?」


「2日間何も食べてないんで、お腹ペコペコです。」


『そうか良かった。』


するとラルンは、塁羅にカーディガンを肩に掛け、そのままだっこした。


「ラルン!?」


「今日はいい天気ですし、ベランダでみんなで食べましょう。」

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