《MUMEI》

右隣に綺嘉が座り、左隣に紫吾が座り、綺嘉の隣に勳羅が座った。


ラルンはホットケーキをテーブルに置き、ポットの中身をティーカップに入れ1人1人に置いていった。


ティーカップからは、甘い蜂蜜の匂いと、甘酸っぱいレモンの香りがした。


塁羅はずっと、いびつなホットケーキを見ていた。


「塁羅、そのホットケーキは紫吾と綺嘉が作ってくれたんですよ。」


「えっ。」


ラルンを見てから、紫吾と綺嘉2人を見た。

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