《MUMEI》

紫吾と綺嘉は、目だけで塁羅を見てみた。


塁羅は一口ホットケーキを食べ、その後にティーを飲んだ。


紫吾と綺嘉は不安な眼差しで見てみた。


塁羅はカップを、テーブルに静かに置き、もう一度ホットケーキを食べた。


完全に飲み込んでから、ナイフとフォークを置いた。


「2人とも味見してないんですか?」


図星だったため、不安はギクッと反応した。

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