《MUMEI》

「それにしても本当に美味しいよ、このホットケーキ!」


勳羅はフォークに、カットしたホットケーキを刺しながら言った。


「それにこの蜂蜜レモンティーもなかなか美味しいですよ。」


ラルンはカップを持ちながら言った。


「ラルンさんが、手伝ってくれてから、上手く出来たんですよ。」


『ありがとうございます。』


「いいえ、私はあんまり手伝ってなんかいませんよ。」

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