《MUMEI》

その時勳羅は、昔のことをちょっと思い出していた。


塁羅
推定3歳


椅子に行儀良く座り、テーブルには沢山の料理が置いてあった。


塁羅は勳羅の洋服を着ていて、ダボダボだった。


やはりその顔は無表情で、目からは感情が感じられなかった。


「塁羅、塁羅は何が好きなのかな。」


塁羅は声がした勳羅の顔を見てから、テーブルの上に置いてある料理を見た。

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