《MUMEI》

表には
Ruira Sawaori

と書いてあるだけで、裏には何も書かれていなかった。


「何でしょうかね。厚さてきに本とかじゃないですかね。」


「本だと嬉しいな。」


「そうですね、では失礼します。」


「ありがとうラルン。」


ラルンは部屋から出て行き、塁羅は椅子に座り封筒を開け中身を出してみた。


中は紐でとめてある大量の紙だった。

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