《MUMEI》
厄介者
「痛いぞ〜凛。さ、キスして 続きを…」


俺は 口を押さえて逃げた。
「キスしたら またデカクなるんだろ〜?」

「凛〜、嫌なのか?」

カイルの声が 震えて 小さくなった。


「え…?」


カイルは 今まで 見たことない 悲しそうな表情をして…俯いた。

肩が 震えている…。
…泣いてるのか?なんで?


顔を上げて 刹那そうに 呟く。


「凛も そうなんだな。皆 オレの事〜厄介者扱いするんだ。オレは…結局 一人なんだな。」


「カイル…ちがっ…」違うと 言いたかったが〜俺には 言えなかった。


カイルは ふっ と笑って、「無理矢理じゃ嫌だよな。凛の気持ちがなきゃ…ダメなんだ。」


カイルは 部屋から 出て行った。


直ぐ後〜煌が 慌てて 飛び込んで来た。

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