《MUMEI》

真夜中、丘の上にある公園の中で、かなたの気持ちよさそうな声だけが響いている。

「くぁ…も…イクぞ俺は…っ///」

もう我慢出来ねぇぐらい頭ん中も下半身もゾクゾクして、かなたの腰を掴むと後は本能のままにガンガン突き上げてった。

「うんっ…うん…たけしっ…ナカっ…あついよォ…ぅあぁ///」

かなたも突き上げられる快感に開いた口からは唾液がだらしなく流れ、背中を仰け反らせながら身体を震わせていた。

「んん〜ッ…ぅあ…ぁ///」

かなたの後ろが急にググッと締まり…俺の出した熱を受け入れてくれた。

「ぁ…ん…はぁ…んぅ〜///」

かなたは腰をガクガク震わせながら俺のシャツを力無く握ると、高くて甘い声を上げながら可愛らしいモノから白濁した体液をトプッと溢れ出させていた。



「…ぅわッ!冷たい!」

Hも済んだ後、しばらくログの上で二人で寝そべっていた。

夏だというのに身体も冷えてきたので、そろそろ帰ろうとかなたの手を引いて起こそうとしたが、かなたは股間の辺りを押さえながらモジモジして一向に服を着ようとしない。

不思議に思って俺が顔をのぞき込むと、かなたは『濡れすぎて…パンツ履けないよ///』と言って顔を真っ赤にさせていた。


公園にあった水道までかなたを運ぶと、一緒に洗ってやった。

「公園だからお湯は出ねぇぜ」
「分かってるよぉ〜」

手伝ってやろうと綺麗な白いお尻に手を伸ばすと『キャッ!』という声を上げて背中を仰け反らせた。

「いいのっ///」
「んぁ、ゴメン」

ログの所に置いてあったかなたの服を取りに行くと、肩を貸して子供にするように着せてやった。

「ねぇ…武…」
「何だよ?」
「おんぶして♪」


かなたを背負うと、寮までの道を下ってく。

「手がかかるなぁ、お前…」
「武の背中…おっきい///」
「んあ?」

かなたはそれだけ言うと、満足したように俺の背中でスヤスヤと寝息をたてて眠ってしまっていた。

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