《MUMEI》

ドラミは、人探しレーダーのマイクに向かって叫んだ!


「――…ジャイ子ちゃんを探して!」



すると――…!


――…ピイーッ……ピコピコピコ…!


レーダー画面に黄色い矢印が現れた!



矢印は北西の方角を指している。


「武さん、こっちよ!行きましょう!」


「お…おぅ!」



ドラミの握る人探しレーダーの矢印を頼りに――…


…妹を探す兄と…兄を失った妹が…


夕暮れ刻の街に走り始めた…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫