《MUMEI》
冬の運命開始・・
数日後

特に連絡を取り合わなかったので

奴は、バイトがおわる頃
バイト先に現れた

「・・・俺、悪いことしたかな?何も、言ってこないし。 だったら、ごめんな。」
「・・・ただ、びっくり、しただけ。  あのあと、考えた。一人で。私も、あんたの事、すきかもって。好きになってたかも。  毎日、なんでもない、毎日だけど、学校に行くのは、楽しいもん。あんたがいるから。   うまく、言えないけど、よろしく」

「そっか、おぅ」

よく、わからないが、二人は、同時に頭をさげ、握手をした。

「金魚は?」
「うん、平気、頑張って生きてるよ!」


夏休みが終わり、また、いつもの、毎日が、始まった。

冬が来るまでは。

夏海は、冬生まれの夏の名前。
この名前の、せいなのか、神の仕業か、夏海の人生が、冬には、壊れていく・・

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