《MUMEI》 冬の運命開始・・数日後 特に連絡を取り合わなかったので 奴は、バイトがおわる頃 バイト先に現れた 「・・・俺、悪いことしたかな?何も、言ってこないし。 だったら、ごめんな。」 「・・・ただ、びっくり、しただけ。 あのあと、考えた。一人で。私も、あんたの事、すきかもって。好きになってたかも。 毎日、なんでもない、毎日だけど、学校に行くのは、楽しいもん。あんたがいるから。 うまく、言えないけど、よろしく」 「そっか、おぅ」 よく、わからないが、二人は、同時に頭をさげ、握手をした。 「金魚は?」 「うん、平気、頑張って生きてるよ!」 夏休みが終わり、また、いつもの、毎日が、始まった。 冬が来るまでは。 夏海は、冬生まれの夏の名前。 この名前の、せいなのか、神の仕業か、夏海の人生が、冬には、壊れていく・・ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |