《MUMEI》 待ち合わせ場所に、着いた。が…居ない? やっぱり〜怒って帰るよな〜。 「は〜〜!最悪。」 俺は その場に しゃがみこんだ。 「じ…重太郎ぉ〜。」情けない声。 「み、南〜!?」 「15人〜〜」 「は??」 「ナンパされた数!」 「モテるんだからね、私〜!あ、あんたなんか…あんたなん…えっえっ…うえ〜〜ん…」 「ご、ごめん…俺、」 南を抱き締め、慰める。俺の胸を、バンバン叩きながら 泣きじゃくる。 南が、落ち着いてから、事情を説明した。 「…だったんだけど〜言い訳だよな、本当にごめんなさい。」 「……」 俺は振られる覚悟は、出来ていた。 「…も…い・い…」 …え? 「もう、いいって、言ったの。」 「え〜と、それは〜どっちの意味?かな」 南は うつ向いた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |