《MUMEI》 「あの〜み、南さん?」 南は、肩を震わせている。な、泣いてる? 「……ぷっくっく…」 「え?」 「重太郎〜あははっ、おっかし〜の。」 南は、俺を見て笑った。 「しょ〜がないなぁ、今回は、特別な事情だったもんね。」 「お姉さん、無事で良かったね。赤ちゃん、私と同じ誕生日だね。」 「うん、そうだな。南、ありがとう。」 なんとか、俺は南と付き合っていけるらしい。良かったよ。 しかし、今日は、メチャクチャ疲れたな〜。 ホント、十代さんは、重箱担いで、えっさっさ〜だよ(笑) 毎年、こうなんだろうか?いや、来年の方がまだ忙しいのかもな? まあ、俺は老舗の十代目だからな〜 気合いで乗り切るさ!えっさっさ〜だよ。 …おしまい… 前へ |次へ |
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