《MUMEI》
いっくんの失恋
…そっか〜、それで真夜ちゃんに『ゴメンね』〜って、頼んだのか、なんだぁ〜直接言ってくれれば、良かったのに〜。


真夜ちゃん、ゴメンね〜☆


もしかして…あたしって、可愛いのかもネ。意外と…な〜んてね(笑)


「あの、永嶋さん。」

…ドキン☆
「川中島くん。」


ドキドキ・ドキドキ…「その、あの、えっと」
ハニカミ顔の川中島くん


…なに言いたいか、だいたい分かるけど…


「な…なんですか…」

「上杉真夜さんの、誕生日教えて、欲しいんだけど…」


――え!?――――


「あ…の…?」


「え?あ!! ああ、ゴメン 1月18日」


「わ、あと7か月あるんだね。」


「ん、ど〜もありがと。」


…上杉真夜さん……

眩しいほど、顔 輝かせて そう言った。
とても、大切な事を、言うように〜小さな声で……。


真夜ちゃんの名前を…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫