《MUMEI》 紅茶「煌さん、カイルは?」 「大丈夫ですよ、他の部屋に、寝せています。」 …良かった。 「凛くん、紅茶でも、淹れますね。」 そう言って、煌さんは〜キッチンへ行った。 …あの〜煌さん、俺は紅茶よりも〜この薔薇の茎を、外して欲しいんですけど(苦笑) 煌さんは、紅茶を運んで来た。 俺の姿を見て〜 「ああ〜凛くん、忘れてました。すみません。」 ニッコリ笑って、魔法を解いた。 …忘れてた?ウソくせぇ〜俺は思った。 「さて、凛くん…カイル様の事ですが…。」 煌さんは、静かに話を始めた。 前へ |次へ |
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