《MUMEI》 ごめんな煌さんは、俺を残して、どこかに消えた。 俺は、カイルの顔を、覗き込んだ。 「あ…涙の跡…。」 胸が…キュンとなって、そっとカイルの頬に触れた。 「ごめんな…俺…」 小さなカイルは、無意識に 俺のパジャマの袖口を掴んだ。 「ふふっ…。」 その仕草が 可愛くて、掴んだ手を 振りほどけなかった。 「ま、一緒に添い寝する位なら〜いいかな?」 結局〜朝迄、カイルと一緒に眠った。 …真夜中に、目を覚ましたカイルは、目の前に凛がいて…ビックリして〜その後 幸せそうに 笑った。 そして、再び〜凛の胸に顔を埋めて眠りに付いた。 煌は その様子を眺めながら〜安堵の表情を浮かべていた。 前へ |次へ |
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