《MUMEI》
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ごめんなさい_(_^_)_
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「はぁ…、こんなメールいらねーからおかしな事すんなよな…」
呆れながら携帯を閉じ、ドサッとベッドに座る。
「聖ちゃん、もしかして日高って童貞?」
先にシャワー浴びてた長沢。全裸のままベッドヘッドに寄りかかりテレビを見ていたが
座った俺を来いとばかりに手を取ってきた。
「――うん、バリバリの童貞」
そう言いながら広い胸に抱きつく。
――はぁ…ほっとするよ。
「――そっか…、だからか…」
「だからって何が?」
そのまま押し倒されて首筋に吸い付かれて
…、俺はいつもの様に首に腕を回した。
「聖すっかり色っぽくなったから、吸い寄せられるみたいにムラムラしちゃうんだよ」
「――そんな…――
ふ、……ぁ…」
もうすっかり手順の決まった愛撫に少しづつ、少しづつ追い詰められていく。
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「―――明日先生に言って席換えしよう…」
――うちの学校は
一年間席順を変えない。
それは兄貴の時代から変わらないと兄貴に聞いている。
――きっと長沢なら何がなんでも実行していまうのだろう…。
卒業までに幾つの決まりを変えてしまうのか……
ちょっと面白そうな
嬉しいような
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―――怖いような
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―――朝目覚め鏡を見ると
躰中キスマークだらけだったのは
言わずもがな…。
・
END
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