《MUMEI》

武はドラミの視界の中で、どんどん小さくなっていった…。



やがて武は『骨川』の表札が掲げられた白亜の豪邸の前で、ズザザザーッ!…と、裸足の足裏を踏ん張らせて止まる――…



そして………


――…ドンドンドン!!!


「開けろー!スネオ!」


…怒りに任せて玄関ドアを叩いた!



「開けやがれ!スネオ!居るのは判ってるんだぞ!!」


――…ドンドンドン!!!


「…ジャイ子ォ!そこに居るんだろ!?…兄ちゃんが助けに来たぞ!」


――…ドンドンドン!!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫