《MUMEI》

ようやくドラミが追いついた頃には、武の手が真っ赤に腫れるほどドアを打ちつけた後だった。



「――…ハァハァ…待って、武さん!…落ち着いて…。」


ドラミは懸命に武をなだめようとするが、武の怒りは収まることが無い。


「これが落ち着いていられるか!!」



――…ガンッ…!!



怒りのジャイアン・キックが、骨川家の玄関ドアに炸裂した!

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