|
《MUMEI》 (くっそ〜!! 僕上のポジションやったことないからなぁ〜… ロングについてはそこまで知らないんだよ…) ベンチで頭を悩ませるクロ。 ｢翔太!!｣ ｢え？なんすか？｣ ｢お前ロング打つ時どういう形なら打ちやすい？｣ ｢え…？ 俺は頻繁にロング打つ選手じゃなかったですけど… やっぱ、 勢いつけて打てる。 ディフェンスが前に出てこれない。 あとは…｣ ｢あとは!?｣ ｢ダブルポストの時すかね。｣ ｢…ダブルポストの時？｣ ｢そうすよ。 ダブルポストなら、ディフェンスは前に出てきづらくなるし、 出てきたらポストに落とせるって保険もありますから。｣ ｢そうか!!｣ (やっぱ翔太いてくれて良かった!!) ｢クロス!!｣ 椎名とユキヒロのクロス。 椎名はここでのロングシュートを期待していたが、ユキヒロは峰田にパス。 (それじゃ普通のパス回しじゃないすか!? ユキヒロさん、峰田さん!! 早く気付いてください!!) 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |