《MUMEI》

――…ズにゅう!


(崚ッテケテッテ崚ッテケテッテッテ〜宦j


「通り抜けフープ〜!」



それはフラフープのような大きなリング状の道具だった。


このフープを壁などの障害物に当てがうと、フープの内側を潜って障壁を通り抜けることが出来るのだ。



ドラミはそれを玄関ドアに当てがった。


するとフープの内側に見えていたドアの木目が、みるみるうちに半透明になり、家の中に通じる抜け穴が出来た。



「さあ武さん、入って。」


「お…おぅ…。」



二人はスネオの家に侵入した。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫