《MUMEI》
〈第二話〉ウェンズディがやって来た!
…バタ〜ン!
「いってきま〜す!!」
バットとグローブを持ち、飛び出すいっくん。


「ちょっとまった!」と ママちゃん!


「もうすぐ 期末テストだから、これから毎日、お隣のおに〜ちゃんに、来て貰うって言ったでしょう!?」


「もうすぐったって、まだ2週間も あるじゃん」


「人並み以下の 成績しか取れない、自分の頭を呪いなさい。」


「頭の悪さは 父に似て、顔の悪さは 母に似たんだよ〜ん(笑)」

「まったく 口の減らない子ネ!さっさと 二階へ 行きなさい。」


「ふん!口が減ったら 大変だョ!」


…パタン…
「こんちは〜」


「ま〜鉄ちゃん、いらっしゃい。いっくん、お部屋に居ますから」

「へ〜い、いっくん〜」コンコン☆


シ〜〜ン…「ん?」


「あ〜〜っ逃げた!!」

いっくん、二階の窓から 逃亡〜(笑)

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