《MUMEI》
肩ロースと豚こまぎれ肉(1回完結)
ただいまぁ〜
あ〜、腹へった…。

おっ!今日は「回鍋肉」か。
弟が先に食べていた。
僕の分も早く作ってくれよな…。
ま、いつ帰ってくるかわからない僕に準備しておいてくれというのも虫が良すぎる話かな。

めんどくさそうに炒め始めたオカン。

いい臭いがしてきたぞ。
あ〜腹へった。

ようやく僕の目の前に「回鍋肉」がやってきた。

ん??

肉が…肉が違うではないか。
弟にはジューシーな肩ロースで、僕にはコマギレとは!『おぉ!うっめぇ〜!』わざとオオゲサに褒めた。
悲しかったが笑うしかなかった。

キノコはそれでもキノコの世界を生きていく。
キノコ頭が何故悪い!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫