《MUMEI》 突然過ぎるピンポ〜ン… 誰か来た。 煌さんが対応してる… この声…母さん? 「凛くん、お母さんが いらしてますよ。」 「母さん〜何?」 母さんは、俺のシルクパジャマ姿をマジマジと見て〜 「凛、あなた〜似合ってるわね。さすが、私の息子ね。」 などと 訳判らない事を言った。 そして…もっと驚く事を 言い出した。 「凛、父さんが 急に 栄転になったの、なんかね、社長に是非ともって頼まれて〜母さんも着いて行くから。」 「はい?んじゃ 俺も転校するの?」 「それがね…勤務地はハワイなのよ…、でね〜凛、煌さんとも話たんだけど、この家に 下宿させて貰ったら、どうかしらね?」 「はい〜〜?」 余りに 突然過ぎるだろ〜? 俺は ある確信を持って…煌さんを 見た。 やはり…煌さんは……ニッコリと微笑んでいた。 前へ |次へ |
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