《MUMEI》 ドラミは、側にいる武をチラリと見やった。 ――…私がキラの立場なら……やはり、そうする…。 …間違いない……これは罠よ…。 …真っ先に利用されるのは武さんだわ…! ドラミの表情が硬直した…! 武はドラミの心配を他所に、スネオの母親の像を恐る恐る確かめている――…。 そんな武に、ドラミは進言した。 「―――…武さん……。」 「ん?…なんだ…?」 「此所を出ましょう。」 「は!?…なんでだ…?」 武は眉をひそめて問い返した。 前へ |次へ |
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