《MUMEI》
幼い中学生
「ねぇ、中学生と、遊ばせて、平気かなぁ?それも、男の子。」

「うん、気になるけどな、明日、あいさつまわりだから、その中のひとりの家にいくから、様子、わかるだろう。  しかし、中学生が鬼ごっこだの、かくれんぼ、だの、幼いなぁ」

「でしょ?私の中学時代でも、そんなのなかったよ。いまどきの中学生とは、違うわよね。今は、ゲームとか、携帯とか、女の子なんか、援交とかの時代なのに、なんか、変。」
「ばかだなあ、援交はよくないと、思うけど、それと、比べるなよ。外遊びは、健全だよ!ゲームやるより、何倍もいいだろ。」
「まあね、変なのは、年齢のわりに幼いって、事ね。」

その日は、暗くなってしまったので、あいさつまわりは、明日以降に決めた。

その夜子供も疲れてすぐ寝てしまい、私と主人は、引っ越しの不安より、あの、中学生男子の幼さについて、語った。
いつの間にか、外が明るくなり、あわてて、起きたのだった。
引っ越し、翌日。
あいさつ、まわりの、日だ。

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