《MUMEI》

――…ズにゅう!


(崚ッテケテッテ崚ッテケテッテッテ〜宦j


「名刀・電光丸〜!」



ドラミはチャンバラごっこに用いるような、短い刀を取り出した。


それは、誰でも無敵の剣士になれる科学の刀だった。



だが所詮“電光丸”は玩具――……“正宗”は真剣――…。


勝負の行方は火を見るより明らかかもしれない…。



ドラミは電光丸を構えて、武と対峙する。



「…武さん……ヤメて下さい!」


ドラミは悲壮感漂う眼差しで武を見つめるが、デスノートによって操られている武に、その願いが届く筈も無かった。

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