《MUMEI》
人質を取れ
一方〜


ゲルド長官は 怒りに 振るえていた。


「どういう事だ、何があった?」


「は、ですから、クローンノラは 死亡。カイト少年は、逃亡中〜、です。封印が解けた折り、力の暴走が 見られました。」


…膨大な力だな。彼以上かもしれん。しかし厄介だな、大人しく、こちらの言うことを、聞くとは 思えんな。


さて…どうするか?だな。


やはり…人質かな。ゲルド長官は ニヤリと、笑って 手下を呼んだ。


暫くして、手下が来た。


「お呼びでしょうか?」


ゲルド長官は、用件を手短に 伝えた。


「頼んだぞ。殺すなよ、生きて 連れてこい。」


ゲルド長官は、念を押した。

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