《MUMEI》
身代わり 2
ドラミが着地した其所は、スネオが立つボックスから2メートルほどしか離れていない場所だった。



自分の手を汚さない卑怯者を睨み上げるドラミ…!


ギクリと身構えるスネオ…!



ドラミは素早く四次元ポケットに手を入れた。


そして、何やらロープのような物を引っ張り出すと、それをムチのようにしてスネオに叩きつけた!



「うわ…!」


スネオは反射的に防御反応を見せるが、ドラミが放ったロープは顔面をかばうスネオの左手に巻きついた…!



――…次の瞬間……!


――…ビビッ…!!


スネオの身体が電気ショックを受けたように震えた――……。

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