《MUMEI》

「ね〜いっくん〜」
ディビーが 走ってくる。


「ねぇ、家こないか?」


「ん〜夕方から、家庭教師が、来るんだわ。」


「い〜や、かまうもんか!いくョ。」


「きゃ〜嬉し〜」
喜ぶ ディビー!


「ディビー?!」


「やぁ、ウェンズディ、いっくんが家に 来てくれるって」


『Are you out of your mind?(気でも違ったの)』


『No(いや)』


英語で 話す二人。に イラつく いっくん。


「あんたネ〜!大声で喋っても、英語で喋れば、内緒話と同じなんだョ!!」


「そんなんじゃ、いつまで立っても 友達出来ないからね〜!!」


『Humph! be indifferent!!(フン!かまやしないわよ!!)』


「ホントの事だよ、ウェンズディ。」
ディビーが言った。

「ほっといてョ」


「『Leave me alone…(ほっといてョ)』
〜って 言わなかっただけ、まあ進歩だな」

ね〜いっくんって、良い性格してるよネ。ちゃんと、本当の事言ってくれるんだもの。


ちょっと短期だけど…「はは…そこもまた、可愛いい。」

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